“成功者を真似る”～未経験からの管理職・23歳の成功者～

第6回　『キャバクラ派遣Jewels』　部長／浅井さん

未だ売れる兆しのないハイブリッド立花が、成功者たちへのインタビューから、成功への秘訣と極意に迫る本企画。今回、話を伺いに訪れたのは「キャバクラキャスト派遣」の最大手、キャバクラ派遣Jewels。対応してくれたのは、スーツ姿が決まっている、イマドキでオシャレな青年、浅井さん。この方、なんと23歳にして、部長職を務めているとのこと！！

まっすぐな瞳で熱く目標を語るその姿は、とてもゆとり世代とは思えない！！ 話を聞くうちに、こちらのやる気も湧いてきたぞ！！ 忘れかけていたこの熱い思い…。彼の言葉は、きっと、あなたの心にも熱い炎を灯してくれるだろう！！

23歳、月給100万円

―会社の紹介と自己紹介をお願いします。

キャバクラ派遣Jewelsの浅井です。キャバクラ派遣の『Jewels』とヘアメイク派遣の『JOENN』を運営しています。

業務内容は、女の子のキャバクラでの短期(1日)勤務ニーズと、キャバクラ店舗からの急なキャスト募集ニーズのマッチングです。店舗さんから頂く紹介料が売上となります。『Jewels』は立ち上げから3年弱。女の子の登録が1万2千人、お店との契約が約900店舗。首都圏を中心に展開中です。私は派遣事業部長として、その二つをまとめ、運営の仕組み作りや対応などをしています。

―部長ということですが、お若いですよね。年齢と月給は?

23歳です。私の給料は、部の売上の10%です。常に売上1000万円はキープしていますので、月給100万円くらいです。

―スゴイ…！！ Jewelsに入社すると、どのような仕事をするのですか?

まずは、業務内容を理解して頂き、女の子への対応とお店さんへの営業です。全国展開を予定していますので幹部候補を募集中です。給料ですが、研修3か月は月25万円。その後、1年頑張れば月35万円ぐらいになると考えて頂ければと。業績次第で、さらに給料が上がりますよ。

―前職は?

美容師をしてました、月17万円くらいで。週末は飲食店の呼込みのバイトを掛け持ちして……。体力的には結構キツイ時期でしたね。そんなときに、この仕事の話を頂いたんです。当時の美容室の店長の月給が、何年も働いたうえで30万円と聞いて、このままでいいのか、やっぱり違うぞ、と考えて転職しました。

―今の仕事での苦労は?

正直な気持ちとして、契約がとれることが楽しくて、苦労した感じはないんです。営業の仕事をしたいという思いもありましたし。キャバクラ業界のことは何も分からない状態でスタートしましたが、一日一件を目標に頑張りました。多いときは四件とれるときも。最初は、とにかく聞き役に徹するなど、親密な関係を築き、人柄で契約をしてもらうこともありました。

―貧乏時代ってあるんですか?

美容師だけのときは、結構やばかったです。ご飯だけ炊いておいて、あとは、納豆とキムチ、インスタント味噌汁です。あさげとか。お徳用のやつを買いおきしてました。その結果、いつも貧血気味でした…。

下手なプライドは要らない

―今後の目標を教えてください。

個人的には、いい家に住んで、いい車に乗って、素敵な女性と暮らしたいですよね。

―もう、達成してるのでは…?

いや、もっと頑張りたいです。今、麻布十番に住んでます。家賃は15万円。給料が30万円くらいだった頃、上司に“ケツに火をつけるためにそこにしろ”と、決められて(笑)。あと、給料の2割を貯金しろとも…。そしたら、手元に残るお金が美容師時代とあんまり変わんないっていう…(笑)。とにかく素直に上司に言われたことを実行してたんですよ。芯を曲げちゃダメですけど、いい意味でプライドを持たない方がいいです。極端な言い方かもしれませんが、成功してる人の考え方や行動、話し方やしぐさまで真似すればいいんです。それが出来れば、そのポジションまでいけると思うんですね。

車も、ジープとか興味なかったんですけど、上司に言われるがまま500万円くらいのものを買いましたし(笑)。車も今年中に、1000万円くらいのに買い替えて、家も引っ越したいですね。恋人も、今の仕事になってから、ずっといませんし。

―本当ですか? ちょっと遊ぶおねぇちゃんはいますよね?

いや、いないです、ホントに(笑)。『Jewels』の登録者数1万2千人でも、いないんですよね、これが(笑)。とにかく仕事したいんです。年が若く、経験も知識も足りない。そんな私が部長を務めなきゃいけない。何ができるかっていうと、一生懸命頑張ることしかないのかなと。気持ち的には趣味も仕事って感じなんで、幸せですよね。

事業部には、自分より年上の部下しかいませんし、女性スタッフも多いんで、部をまとめるために、大変なことは全部自分がやるつもりで努力してます。仕事ですから、きつく言うこともありますが、素直に受け入れてくれて、感謝してます。

―どんな人に、Jewelsに来て欲しいですか?

お金を稼ぎたいという気持ちがある人。あと、今の仕事に悩みがある人ですかね。3年前の私のように、分からないながらも、色々学びながら働ける人に、ぜひ来て欲しいです。