履歴書のウケがいいのは「手書き」と「パソコン」どっち?
風俗業界での就職活動にも「履歴書」が必要です。この履歴書には書き方が2種類あります。市販のものに手書きする方法と、パソコンで作成する方法です。履歴書の書き方次第で面接官への印象が変わると言われていますが、それは本当なのでしょうか? そして、どちらのほうが好印象を与えられるのでしょうか?
今回は採用側にウケがいい履歴書の書き方についてご紹介しましょう。
採用側の半数は「どちらでもいい」のが本音
履歴書は手書きのほうがいいのか、パソコンで作成のほうがいいのか、新卒・中途に限らず就職活動をする人すべてが悩む問題です。
転職サイト「リクナビNEXT」が企業の採用担当者300人に対し「履歴書は手書きとパソコン、どちらが評価が高くなるか」というテーマでアンケートを実施。
結果「違いはない」が約半数を占めています。2位が手書きで29%、3位がパソコン作成で10%という結果になりました。
つまり、採用側としては履歴書が手書きでもパソコン作成でも気にしないというのが本音なので、どちらを選ぶかは応募する側の気持ち次第ということになります。とはいえ、手書きとパソコン作成では相手に与える印象が少し違ってくるので、応募先によって使い分けるのが賢い方法と言えるでしょう。
「本気」をアピールしたいなら手書きの履歴書を
手書きの履歴書を作るのは手間がかかる、面倒な作業です。その作業をわざわざ行って面接に来るということから、「本気でその店やグループに採用されたい」という気持ちを表すことができます。また、筆跡から採用側が応募者の人となりを推測しやすいという側面もあります。
老舗企業やハローワーク、折り込みチラシなどに求人を出すといった、昔ながらの求人を行うところは手書きのほうが無難です。パソコン作成の履歴書が普及し始めたのはここ10年ほどなので、古くからある会社だと「履歴書は手書きであるべき」という考え方を持っている可能性があるからです。
どうしても入りたい店やグループには、手書きの履歴書で行くことをおすすめします。
面接の数をこなしたいならパソコンで作る履歴書がおすすめ
特定の店やグループではなく「とにかく業界に採用されたい」というのであれば、パソコンでの履歴書作成がおすすめです。一度作れば、あとは印刷するだけなので、色々なお店の面接を受けたい方にぴったりでしょう。採用側も、パソコン作成の履歴書であっても半数は気にしないので、たくさんの履歴書を用意しなくてはならない時はパソコンに頼りましょう。
デリヘルなどは、ホームページ更新などパソコンを使った作業も多いので、むしろパソコンスキルがあることをアピールできるチャンスとも言えます。
ホームページから応募できるような、新しいものをどんどん取り入れるタイプの店なら、履歴書がパソコン作成でも面接に影響を与えることはあまりないでしょう。
手書きの履歴書のほうが無難であることが多いものですが、パソコンスキルが必要な仕事である時はむしろパソコン作成のほうが有利になります。応募先の体質や仕事内容などに合わせて、手書き・パソコン作成を使い分けるといいでしょう。